生きる。―がんと向きあう7人のストーリー 価格: 1,470円 レビュー評価:5.0 レビュー数:2 病気一つしない父親が起き上がれないと言って、3年前のクリスマスも 過ぎたころ、3件目の病院で年内に手術しないと命が危ないと言われたショック。 偶然、鳥越さんと同じ病院を紹介されて今は普通の生活をしています。 「何でも食べられて、睡眠がとれて、明日を迎えることがどれだけの奇跡なのか」 を、身にしみて読みました。身近にがんにかかったかたが読まれてもなかなか 入り込めないかもしれません。ただ、 「人間は強く優しく、思慮深く、最後に希望を持てる生きものなんだ」 |
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がけっぷちナース―がんとともに生きる 価格: 1,365円 レビュー評価:4.5 レビュー数:2 著者と同じ地方で医療関係者、同年代なので身につまされた。 と同時に、がん罹患後の著者の心身の変化や症状は、私が今まで知らなかったことも多く勉強になった。 娘を思う父親の心情を綴った短歌のあたりは号泣してしまいました。 この本を読んで感じたのは「病気になった時の情報収集力の大切さ」 特に地方在住だと受診できる医療機関も限られ、大都市との医療格差は歴然だと思う。 医療機関が限られるということは、治療法の選択肢も狭まるということだ。 事実、この著者が在住する岩手でさえ、盛岡市とその他ではまるで事情が違う。 |
がんとDNA (ブルーバックス) 価格: 798円 レビュー評価:4.5 レビュー数:2 10年前に生化学の入門書を探していて偶然図書館でこの本を見つけました。 DNAとは何かについて詳しく記述してあり、全くの素人である私にも理解できました。 この本を読んで生化学が一番好きになりました。 内容は古いですが、DNAとは何かについてはじめから勉強する人にお勧めです。 |
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神様、私をもっと生きさせて!―小児がんと闘った青春期4年間の命の詩 価格: 1,260円 レビュー評価:4.5 レビュー数:3 闘病記の中には、過度に脚色された感動作も多くある。 だけど、この本は同年代の女性の生きることへの「執着」の記述。 社会や周囲の人、自分への怒りや深い悲しみ。 優しい気持ちになれたり、やり場のない怒りを覚えたり、 という感情の変化が鬼気迫るものがあります。 自分は生き残った方だけど、彼女と共通する感情がいっぱいでした。 同い年だったのもあるけど、強烈なインパクトを受けました。 |